シミ取りレーザー後に正常な流れでかさぶたを取るためには

2017年8月21日

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シミ取りレーザー治療を受けたあとにかさぶたにならない、あるいはかさぶたが取れないがことが心配の人も少なくないでしょう。ただ、ここで焦りは禁物で、適切な対応をしていかないといけません。正常な流れではなかったにしてもさほど心配することはなく、経過をチェックしていくのが大切です。

●シミ取りレーザー治療後の流れ

シミ取りレーザー治療後の流れを把握しておけば、かさぶたができて取れるまでを把握できます。レーザー照射をした後に、1週間程度テープと塗り薬あるいはテープを貼りっぱなしで対応していきます。そして、照射後1週間~2週間程度でかさぶたが取れて、色素沈着が起こり、最終的に元通りになるものです。

◯自然に取れるのを待つ

シミ取りレーザー治療後1~2週間は真っ黒のかさぶたができるのが基本となります。このとき絶対にやってはいけないのは無理に剥がしてしまうことです。シミよりもかさぶたの方が目立ってしまうため、どうしても剥がしたい気持ちになってしまうものの、さらに色素沈着が強く出てしまうものです。かさぶたの下に新しい皮膚が出るとかさぶたは自然と剥がれていきます。辛抱強く待つ意識を持つのが大切です。

◯テープでの保護について

シミ取りレーザー後の肌は軽いやけどをした状態であるため、新しい皮膚がはってくるまでに保護する必要があります。テープでの保護は手軽で誰でもできる方法となります。かさぶたが剥がれるまで1~2週間テープが必要です。テープで保護しておけば、自然とかさぶたをはがすことを避けられるのも大きいです。

●かさぶたができない理由について

シミ取りレーザー治療を受けてかさぶたができない場合もないわけではありません。ただ、これはシミ取りレーザー治療が失敗であるというわけではありません。ひとつの可能性となるのがシミに対して的確な強さの照射ではなかったということです。照射が弱すぎる場合は再治療が必要な可能性は高くなり、逆に照射が強すぎる場合は再治療が必要な可能性は低いです。

◯レーザーの種類によっての違い

シミ取りレーザー治療でかさぶたができない場合は、種類について考えるのも大事になります。炭酸ガスレーザー、ピコ秒レーザー、スイッチYAGレーザーといった種類もあります。ただ、どの種類を選択したとしてもかさぶたができない場合はあるものです。最も重要になるのは適切な出力で施術を行うことであり、

◯早急に医師に相談するのが適切

シミ取りレーザー治療を行ってかさぶたができないと思ったのなら、早急に医師に相談するのが望ましいといえます。施術を行った医師が最も状況を把握できているのは間違いないです。別の医師ではなく、同じ医師に相談するのがひとつのポイントになります。場合によっては再治療を受けないといけない場合もあるものです。もし、その医師が適切な対応をしてくれないのなら、別の医師に見てもらうということも検討した方がよいでしょう。

●まとめ

シミ取りレーザー後にかさぶたにならない、あるいはかさぶたが取れないという場合もないわけではありません。基本となるのはかさぶたができて自然と取れていく流れです。まずは自然に取れるのを待ってテープでの保護を考えるのが適切となります。かさぶたができない理由となるのはシミに対して的確な強さの照射ではないということです。レーザーの種類の選択に問題がある場合もないわけではありません。そして、医師に早急に相談してみるのがよいでしょう。