シミにはどんな種類があるの? シミの見分け方やシミの取り方を知りたい方へ

2017年8月22日

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毎日ケアしているのにシミがまったくなくならないという場合、対策法が間違っている可能性が捨てきれません。

●自分のシミの見分け方

◯老人性色素班

見た目では数ミリから数センチぐらいの大きさで、丸に近い形をしています。頬や額に出来やすいシミで、紫外線を浴びたことでメラニンが過剰に生成されて出来てしまったシミです。肌のターンオーバーの働きが鈍くなるとさらに色が濃くなってしまいます。

◯肝斑

年齢を重ねてくると出来やすいシミのひとつで、年齢は30歳を超えたあたりから気になり始めます。頬骨のあたりに出来やすいことは知られていますが、そのほか口の周りやおでこに左右対称に出来るのが特徴のひとつです。初めは小さいシミですが、そこから徐々に大きく広がってしまいます。女性ホルモンのバランスが乱れてしまうことが原因のひとつと言われていますし、そのほか更年期、ピルなども要因のひとつです。毎日のお手入れのとき、力を入れすぎると逆効果なので注意が必要です。

〇炎症性色素沈着

炎症後色素沈着と言われることもあります。怪我で出来てしまった擦り傷、火傷、虫刺され、ニキビ、かぶれなどの跡がシミにとなって残ったタイプです。これらが肌にストレスとなり、そのストレスが刺激になってメラニンが生成されることでシミが残ってしまいます。個人差があるものの、1~2年ぐらい経つとキレイになくなる場合もありますが、そのまま残ってしまうことも珍しくありません。

〇そばかす

年齢は6~7歳を過ぎると出来始めます。年齢が10歳を超えてくると鼻や、鼻の周辺の頬、まぶたなどに小さいシミが出来ます。大きさは1~2ミリ前後です。色そのものは非常に薄いですが、紫外線対策を取らないと色が濃くなることもあるので注意が必要です。遺伝的な要素で出来ることが分かっています。

〇対称性真皮メラノサイトーシス

肝斑と見分けがつきにくいと言われていて、病院でも判別しにくい特徴のあるシミです。肝斑との大きな違いは、左右対称にできないこと、シミの境界線部分がハッキリしていることなどが挙げられます。

●シミ対策に取り入れたい栄養素

◯ビタミンC

美白と言えばすぐに思い浮かぶのがビタミンCでしょう。健やかな肌を保つためには必要不可欠な栄養素のひとつです。シミ対策はスキンケアも大切ですが、体の内側からケアすることも忘れてはいけません。そのために見直したいのが食事です。シミは活性酸素が原因で出来てしまいます。メラニンの生成が活発になればなるほどシミが生まれてしまいますから、これらを抑える成分が必要になります。その働きをもたらすのがビタミンCです。

ビタミンCが豊富に含まれている食材はレモン、イチゴ、ミカン、キウイ、アセロラ、ブドウ、グレープフルーツ、柿などの果物と、ほうれん草、小松菜、トマト、ブロッコリー、ジャガイモ、ゴーヤ、カブ、サツマイモ、キュウリなどの野菜です。

ただし、ビタミンCが含まれている食材を朝食で取ると、逆にシミが出来やすいこともあるので、ビタミンCを積極的に摂り入れるなら夕食時がおすすめです。

◯ビタミンE

ビタミンCと一緒に取り入れたいのがビタミンEです。シミを無くすためには肌のターンオーバーを促す必要があります。そのために必要なのがビタミンEなのです。肌のターンオーバーが促されると肌表面の新陳代謝が活発になります。シミが出来た細胞が剥がれていくので、徐々にシミがキレイになっていくという仕組みです。ビタミンCと一緒に摂り入れることで、それぞれの働きが相乗効果によってビタミンCやビタミンEの働きが活発になります。

ビタミンEを豊富に含む食材はアーモンド、モロヘイヤ、カボチャ、うなぎ、いわし、いくら、高野豆腐などです。

●まとめ

出来てしまったシミをキレイにしたいというのは多くの女性たちの永遠のテーマではないでしょうか。先ほどお話した食材をたくさん食べたからと言って、比例してシミがキレイになる速度が速くなるわけではありません。毎日バランスの取れた食事で一日に必要な栄養素を取り入れることを継続することが、シミ対策に繋がることをぜひ覚えておいてください。

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koka
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